キーワードによってユーザーの心理段階を考える。
うちの今までのPPC運用は、とにかくたくさんの似たようなキーワードで出稿して成約をつかみ取るパターンでした。
ただ、これだとCPAがどんどん増大していきます。
CPAがお客さんに頂く報酬を越えてしまったのでCPAを下げる必要に迫られました。
幸い、SEO(上位表示対策じゃない方)でも割と成約が取れるようになってきましたので、クリック広告の出稿を抑えられる状態になりました。
ということで、成果出た分だけにキーワードを絞って完全一致で出稿しています。
範囲を小さくしてよく状況が見極められるようになったからか、なんとなくですが、キーワードごとの顧客心理の違いが判るようになってきました。
例えば 車などの買取系であれば、
- ハイウェイスター 売る
- ハイウェイスター 買取価格
- ハイウェイスター 買取
だと、微妙にユーザーの心理段階が違うんじゃないでしょうか?
どう違うか?は実際に広告とLPをテストして確認しないといけないですが、
- 「ハイウェイスター 売る」だと、ユーザーの気持ち・心理段階としては「ハイウェイスターを売りたいけど、どうしたらよいのか?」という状況かと想像されます。
- 「ハイウェイスター 買取価格」だとハイウェイスターの売り方や車の買取サービスがあることを知ったユーザーが概ねの相場を探しているというように考えることができます。
- 「ハイウェイスター 買取」だと、既に売れること・概ねの相場価格を把握したユーザーが少しでも買取価格が高いところを探しているように思います。
同じようなキーワードなのですが、よーく見ると微妙に求めているものが違います。
この差を見極めて広告文考えたりLPのオファーを設定しないといけないんだなぁ・・・とやっとこさ理解できてきました(笑)
PPCの運用もやること多くて大変ですねー・・・。
まぁ楽な仕事はないですな。
ただ、楽しい仕事ではあります。
やればやるほど成果でるので、なんとかお客さんに大儲けしてもらえるようにしたいですね。